自然療法・エドガー・ケイシー療法のクシロ薬局

ケイシーの食事療法

血液とリンパ液の化学組成は、食べ物や飲み物の化学組成、それに消化器系の状態が正常か異常かによって決まる。

食べ物や飲み物は、純粋になれぱなるほど、それに含まれている病気を起こす物質や毒素をつくり出す物質が少なくなって、生体の多種多様な機能を正しく遂行するのに必要な成分が多く含まれるようになる。

組織をつくって修繕し、老廃物及び系統に発生した毒素を中和し排除するのであれぱ、食事の果たす役目はもっと「自然」で、もっと「正常」なものになるだろう。

エドガー・ケイシーのリーディングで示される食事療法体系は、主として新鮮な生野菜に基づくもので、それもできれぱサラダとして食べる自然な食事の唯一の完全な組み合わせだ。

野菜は、混ぜ合わさって、それに対応した健康な赤い動脈血をつくり、新しく生まれた生体や成長段階にある生体に必要な成分のすべてを正しい組み合わせで含んでいる。

ただし、野菜は、化学肥料や殺虫剤を使わずに栽培されたものでなけれぱならない。

だがもっと重要なのは、それを食する体が住んでいる場所でとれたものだということだ。

本章の情報の大半は、エドガー・ケイシーのこのテーマについての情報のぽう大なストックから得たものだが、さらにデータが必要な場合は、エドガー・ケイシーのチャネルを通じて心霊的領域から与えられたこの情報を自身で調べる機会を利用するようおすすめする。

正常な食事

「正常な食事−−少なくとも、地上にはえる野菜を二種、地下にはえる野菜を一種、用いること。」3371-1

「毎日、少なくとも一度は、生の青野菜の食事をとることを心に留めておきなさい。これは色が青いというだけてなく生で新鮮で、しなびていない野菜だ。」906-1

「真の意味で野菜の補足になるものはないが、野菜が手に入らない時期がある場合は別のものを用いてもよいが、それらは定期的に用いるのではなく、非常手段と考えること。よいかな?」1158-11

「野菜の補足となる食品をとってよいのは、生のサラダから得る力が欠如している場合だが、それらは、毎日少なくとも一食は生野菜だけの食事、あるいは二食は生野菜を一部含む食事をとろうと努力した場合ほど、充分または効果的にこの体にエネルギーを供給してくれるものではない。」1158-18

しかし、「体の一助となる(ビタミンとしての)これらの特性はすべて、ある期間はとり、その後はとらず、そして再びとり始めるようにすれぱ、さらに効きめが増す。なぜなら、体がそれらの力に完全に依存するようになると、たとえ栄養価が正常なバランスに保っても、体はビタミンをつくり出すのをやめるからだ。」

「それに、それらは機械的に供給されるよりも、正常な成長によって体内でつくられるほうがずっと良いのだ。自然のほうが科学よりもずっとすぐれているのだから!」

「それからこれは、特に冬期には、一日に二回とるのを二,三週間続け、次の一週間はやめ、また始めると、体にとってずっと効果的であることがわかっている。」759-12

したがって、食品の組み合わせまたは食事で「正常」または「自然」なものはすべて、その化学組成が、健康な赤い動脈血をつくり出すのに必要な栄養素に近いものでなけれぱならない。これは、正確な食事療法学の厳密な科学的基礎を呈示してくれ、食事の問題の化学的な側面においてだけでなく、実用のほとんどすべての側面との関係においても正しいことがわかる。

医学の正統派は、合理的な食物の調整やバランスにはほとんど注意を払わない。

自然な食事療法学は、今日でも、いかなる医学学校でもまだ教えていないので、彼らは、それについてはほとんど何も知らないのだ。

こういった現状なので、昔からある学派の医者が食事について与えるアドバイスはこんなふうだ。

「自分に合ったものを食べなさい、栄養のあるものをたくさん。食事にうるさく言うのは意味がない。誰かにとって肉になるものも、他の人にとっては毒になったりするのだから」等々。

しかし科学的な見地から栄養をすると卵、砂糖、精白粉は、病気を起こす有吉な物質を大量に体内につくり出すが、有機塩類に富む野菜や果物は、たくぱく質及びでんぶんの消化のプロセスで生じる老廃物や毒素をすべて中和して体から除去する傾向があるのが分かるのだ。

老廃物及び全身的な毒素の蓄積が、生体内で起こる大半の病気の原因だ。

「食事の中の糖類、でんぷん類、それにそれらを生み出すものに用心せよ。」119-1

「過度に大量のでんぶん類を組み合わせないこと、また、大量のアルコール性の反応を生じさせるものを組み合わせる際には、少量にすること−‐キャンディーとあらゆる種類のでんぷん等。これらは、発酵の反応を体内につくり出し、それがアルコール性の反応を生じさせて体に障害を起こすのだ。」1315-7

「酸を生み出す食品を過度に摂取しないように気をつけよ。ただ、成長段階にある体には、適正な糖類からの充分なエネルギーが必要だということは考慮しなけれぱならない。それゆえ、菓子類は、有害になる種類の酸を形成しないような性質のものであるべきだ。」795-4

本書では、食事の間題を充分詳細に説くことはできない。しかしここでは一般に、慢性病の治療では、ほとんどすべての慢性病は、既に述べたように、「細胞の糞」の体内での蓄積が原日で起こるという理由から、わずかな例外を除いては厳格なベジタリアン食が好ましいと述ベておく。

動物の肉の一切れはすべて、尿酸並びにその他多くの種類の酸−‐「腐敗のアルカロイド」、死体毒等−‐という形での細胞の排泄物で飽和状態になっている。

肉食者の体は、消化及び細胞の代謝の各プロセスで生じる自身の不純物だけでなく、動物の死肉に含まれている病気を起こす物質をも分解しなけれぱならないのだ。

厳格な菜食主義を継続的な生活様式として認めるかどうかはともかく、肉食から非肉食に変えることは、慢性病の治療にはたいへん有益であるのは認められるだろう。リーディングでは次のことを勧めている。

「充分に火の通っていない脂っこい肉の食べ過ぎは避けること。あらゆる種類の野菜をたくさん食べること。肉はできれば魚、鶏肉、ラムであることが望ましい。他の肉はあまり頻繁にとってはならない。朝食でとるベーコン、ボテトチップスは、時折ならよい。」1710-4

しかし、「この体をつくる力には特定の種類の肉が必要なので、当面は完全に断ってはならない。それらの力、それらの働きを断つのではなく浄化しなさい。なぜなら、神が言われたように-入って行くものよりも-出てくるもののほうが霊体を汚すからだ。」295-10

「その体に肉食に戻れと言おうとしているのではないが、それらの力に執着する人々は、ビタミンまたはその代用食品の形で、体の力を通じて補助食品を供給しなさい。だが心の浄化は、体ではなく精神に関するものだ。主が言われたように、罪をひき起こすのは体内に入るものではなく出てくるものだからだ。それは人が目的を持ってやることで、すべてのものは本質的に純粋で、人間、体、精神、魂の滋養になるからだ。そして、覚えておきなさい。これらは協力しなけれぱなら ないことを。」5401-1

慢性病の治癒は、前章で説明したように、体の細胞及び組織が根本的に変化するかどうかにかかっている。慣れ親しんできた誤った食事は、病気に苦しむ組織をつくり統ける。

正常さと清潔さに向かう食事の変化が完全で徹底的であればあるほど、体の細胞と組織がより正常になるように変化して生体の完全な再生をなし遂げるのも速い。

これが満たされていないものはすべて、一時抑えの治療ではあっても「治癒」という名には値しない。人々が肉体的あるいは精神的に非常に一生懸命働かねぱならない時でも、健康な生体のすべての要件を満たす「自然な食事」の養生法の概略は、次のとおりだ。

ただ、病気の場合には、各人の必要に応じて何らかの変更を行なう必要があるだろう。

肉体、精神、情緒のいずれであっても、低調で否定的な状態になっている人は、一時的に食事に肉類を加えることが必要かも知れない。次の表では、食材が五つの主要グループに分けられている。

グループ1-でんぷん類(炭水化物)

グループ2-デキストリン(でんぶんが水解される過程で生じる中間産物)及び糖類(炭水化物)

グループ3油脂(炭化水素)

グループ4卵白、脂肪のない肉、穀類及び豆類のグルテン、木の実のたんぱく質、牛乳(たんぱく質)

グループ5−−鉄、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ケイ素。これらは、水分の多い果物や葉状で水分の多い野菜に大量に含まれる。(有機ミネラル)

一般的には、食品の半分はグループ五、残りの半分は最初の四つのグループを混ぜたものにするのがよい。

完全に純粋な食品による食事をしたいなら、肉、魚、鶏肉、肉汁及びソース、動物の死肉からつくった他のすべての食品は除外しなさい。これは簡潔で包括的だ(それが本当は私たちの意図なのだ)。7では始めよう。

喫煙と飲酒

コーヒー、お茶、アルコール飲料及び炭酸飲料、タバコ、それにあらゆる種類の刺激物はとってはならない。

「問−−タバコやウイスキーといった個人の悪徳はその人の健康や寿命に何らかの影響を及ぼすのでしょうか?」

「答−−先ほど示したように、あなたは目下、これらのいくつかの摂取が原因で苦しんでいる。だがそれは欲望を過度に充足させているからだ。ほどほどにすれぱそれほど悪いわけではないが、人間が中庸であることは非常にまれだ。よく言われるように、欲望をほしいままにする者は自ら豚になり下がるが、過度に欲望を充足させるなら生まれながらにして豚なのだ。これはもちろん、経験すべき状態へと向わせることになる。自分がまいた種は自分で刈り取らねばならな いのだから。これは不変の法則だ。」5233-1

「問−−酒、タバコ、肉をほどほどにとるのは霊的な成長の障害になりますか?」

「答−−この実体にとっては障害になる。人によってはならないこともある。」2981-1

「問-喫煙は私にとって有害ですか、それとも有益ですか?」

「答−−それは自己によって大いに左右される。ほどほどであれぱ喫煙は有害ではない。だが精神的ないしは霊的に最大限に開花しているのに調和していないような状態が続いている体は喫煙してはならない。」2981-2

しかし、「ビールも強い酒も一切だめだが、食物としての赤ワインは時折なら飲んでもよい−‐これは血液をつくるし、血液の抵抗力を含んでいるからだそれは、体に対する適正な働さを助長する鉄やプラスマとして含まれている。ただ、60cc“または75ccを超えてはならず、それも一緒に食べてよいのは菓子類で はなく黒パンだけだ。」1308-1

「−−ワインも過度に摂取すると‐−もちろん−−有害だ。ワインと一緒にパンだけを食べると、体、血液、神経、脳がつくられる。」821-1

「ビーフジュース、たいへん刺激となる液体、食物をとりなさい。ワインのような、力をつくるためのあらゆる種類のより良き刺激物。これらは特に魚介類とともにとりなさい。」2074-2

コーヒーとお茶

「問-コーヒーは体に悪いですか?」

「答‐−クリームや牛乳を入れなけれぱそれほど悪くない。」-1568-2

「問‐−コーヒーは良いのでしょうか?そうとすれぱ、どれくらいの頻度で飲めぱよいのですか?」

「答‐−多くの場合、この体のように、コーヒーに含まれるカフェインは消化に悪い。特に、胃の下部端に多血症の傾向がある場合はそうだ。」

「よって、コーヒーやチコリ(根の粉はコーヒーの代用品)を栄養価としてとるのも、コーヒーにパン、肉または菓子類を組み合わせるのであれぱ有益だ。」

「だがこの体の場合は、タンニンは除去するのが望ましい。そうすればコーヒーは一日に二、三回飲んでもよいが、ミルクやクリームは入れてはならない。」404-6

「コーヒーは神経系統に対する刺激物としての特性を持つものだ。それから生じるくずはカフェインで、これは体内で消化できないので、必ず排泄されねばならない。これが大腸内にとどまると、毒素が発散する。体内から排泄されるなら、コーヒーは一つの栄養価で、他にとり得る多くの刺激物よりも好ましい。よいかな?」294-86

このように、お茶とコーヒーの摂取に際しては中庸が鍵であること、また、アルコール飲料は避けるべきであること、但しワインをほどほどにたしなむのは良いことが述べられている。

いつものコーヒーやお茶やココアのかわりに、栄養価が高くしかも刺激性のないおいしい飲み物を様々な果物や野菜の絞り汁からつくることができる。これなら暑い季節に冷たいまま飲んでも冬に温めて飲んでもよい。果物と野菜のジュースの作り方はどんな料理の本にも載っている。

さらに適した飲料が欲しいなら、卵白を加えてもいいし、全卵を、プルーン・ジュース、イチジク・ジュース、その他酸性のものならどんな果物のジュースとでも組み合わせて飲むことも出きる。その他、飲み物に加えることのできる望ましいものには、フレーク状にした木の実や、小さなバナナをミキサーに入れて液状のものに混ぜ合わせるという手がある。

甘味をつけないレモンまたはオレンジの絞り汁を倍量の水で薄めて起床時に飲むのは、血液その他の体液を浄化する最良の方法で、ついでに顔色もよくなる。プルーンやイチジクを煮た水は、便秘に効くので好きなだけ飲むべきだ。

エドガー・ケイシーのリーディングは、体が住む場所でとれる産物をもっと摂取すべきであることを示唆している。これは「環境に対する順化」として知られるものだ。

1野菜は新鮮なもの、特に、その体が住んでいるあたりでとれるものを食べること。輸送されてくる野菜はあまり良くない。」2−14

「その体が存在する場所で裁培されたものでない果物、野菜、肉は、どんなものでも大量に食べてはならない。これは皆が従うべさ良い規則であることがわかるだろう。これによって体は、その与えられた土地がいかなるものであってもそこに順化する支度が整うのだ。」3542-1

ここの風土的条件はその障害の原因ではない。体は順応できる。私たちが示唆したように、体というものは、食事及び活動、それに自分が居住する場所に産するすべての種

類の食品をとることを忠実に守れぱ、たいていは風土条件に順応できるものだ。こうすることが他の何よりも、その特定の地域または気候に、素早く体を順応させることになるのだ。」4047-1

酸とアルカリのバランス

「問食事はどのようなものであるべきですか?」

「答全身に過度に酸性またはアルカリ性の状態をつくり出さないものであるべきだ。酸性よりもアルカリ性のほうがよい‐−腸管の状態を適正にし体に負担がかからないようにしなけれぱならない。食事はこれをやっていけるようなものであるべきだ、よいかな?」140-12

「問この体の中で酸性物質を生じるのはどんな食物ですか?」

「答脂肪に糖分を結合させるものすべてだ。でんぶん類は本来、酸性の反応に向かう傾向がある。だが、正常な食事なら、20パーセントは酸性物質を生じ、80パーセントはアルカリ物質を生じる。」1568-2

「既に示したように、食事ではアルカリ性に向かう傾向を保ちなさい。だからと言って、酸性物質を生じる食品は一切食事に入れてはならないというわけではない。なぜなら、アルカリ過剰のほうが、時折酸性に傾くよりもずっと有害だからだ。」808-3

「食事はもっと体をつくるものでなけれぱならない。すなわち、こういった傾向では、アルカリ反応を生じるものをもっととるほうが良い。牛乳並びにすべての乳製品は、現在、この体の食事の一部分であるべきだ。また、鉄、ケイ素等を吸収しやすいすべての種類のベリー、葉状の野菜の大半も食事の一部であるべきだ。果物、野菜、木の実等が、当面は食事のより大さな部分を占めるべきだ。」 480-19

したがって、「−体がアルカリ性の傾向にある時には、風邪やうっ血の影響は少なくなる。」270-33

葉状の野菜に次いで、果物やベリーが「有機ミネラル」グループ中で最も重要な食品だ。レモン、グレープ・フルーツ、オレンジ、リンゴは血液浄化剤としてたいへん有益だ。プラム、梨、桃、杏、サクランボ、ブドウ等は、吸収しやすい形の果糖を大量に含んでいて、無機塩類を含んでいるという意味でもまた貴重だ。

様々な種類のベリーは、無機塩類も、酸性や低酸性の果物よりも豊富に含んでいる。昔ながらの田舎家では、これらは乾燥あるいはびん詰め等の状態でいつでも使えるように置いてあって冬季に、美味しい補助食品としてだけではなく、貴重は家庭薬としても役だっている。

果物やベリーは、煮込んだり焼いたりしてもよいが、生で食べるのが一番良い。リンゴ、クランベリー、ルバーブ、イチゴ、その他の酸性の果物はすべて、砂糖なしで、柔らかくなるまで調理し、後から砂糖を加えるのが良い。この方法だと調理の前や最中に加えるよりもずっと少ない量の砂糖で充分に甘みがつく。

リンゴについて、エドガー・ケイシーはこう言った。

「私たちなら、まずリンゴ食で体を清浄にするだろう。つまり、三日間、紅玉種以外何も食べずにいるのだ。数個食べなさい。コーヒーは飲みたけれぱ飲んでもよいが、牛乳やクリームを入れてはならず、特にリンゴを食べている間はいけない。」

三日目が終わると翌朝には、大さじ約2杯分のオリーブ油をとりなさい。」780-12

「生のリンゴを食べるのなら他には何も食べてはならない−−三日間、生のリンゴだけを食べて次にオリーブ油をとる、そうすればどんな体からも毒性の力がすべて浄化される。」820-2

乾燥フルーツは、栄養価については新鮮なものの次にランク付けされる。脱水プロセスでは水分が大幅に除去されるだけで、果物の化学組成は変化しないからだ。プルーン、杏、リン、梨、桃、ベリーは、一年中乾燥したものが手に入る。ナツメヤシ、イチジク、レーズンもこの範ちゆうに入る。

エドガー・ケイシーは、乾燥ナツメヤシ、イチジク、コーンミールの組み合わせを、霊的に高揚させるものとして勧めている。

「またこの体には、(乾燥した)ナツメヤシ、イチジク(を混ぜ合わせたもの)に少量のコーンミールを(ほんのわずかだけふりかけて)加えて調理し、それを牛乳とともにとると、体にとってはほとんど霊的な食事になるはずだ−」275-45

「問−−健康を最大限に維持するために他にはどんなことをすべきですか?」

「答次のことをやれぱ体の状態が良くなることがわかっている。」

「この体、または成長途上の体ないしは初老の人々にとっても、体力をつけて排泄をよくするには、これをシリアルとしてとるか、少量のこれをシリアルとともにとるか、それに牛乳またはクリームを添えてとるのが良い。」

「種が入ったままのシリア・イチジクか黒イチジクとシリア・ナツメヤシを手に入れなさい。細かく切るか擂り潰すかして、それぞれ1カップずつ用意する。これを二重鍋に入れてごく少量の山羊乳(大さじl杯分の黄色コーンミール)だけを注ぐ。」1188-10

「なぜなら、霊的な思考と霊的な栄養価が肉体にとって必要であることは疑いがないが、一方、物質的段階においては、肉体的な力だけでなく霊的要素を維持するためにも、物質的な栄養価をとることも必要だということに体が気づいているからだ。」

「だから、それは、肉体内のすべての力と作用または働きを伴っているのだ。」516-4

「霊の食物は、食物の力が肉体内の平衡の維持に必要なのと同様に、精神の健康に必要だ。」274-3

「精神的・霊的体には、霊的な食物である祈り、瞑想、霊的な事柄について考えることが必要だ。体は本当に生きた神の神殿だからだ。体を心身ともにそのように扱いなさい。」

牛乳

化学組成が完全な牛乳は、自然な食事の一部にすべきだ。当然のことながら、次の疑問が生じる。「それではなぜ、牛乳だけで生きていくことができないのか?」これに対する答はこうだ。牛乳は新生児と成長段階にある幼児にとっては自然な食品だが、成人にとってはそれほど自然ではないからだ。幼児の消化器官は、牛乳の消化に特に適しているが、成人の消化器官には固形でかさのある食物のほうが多く必要なのだ。酸性の病気の場合、牛乳はたいへん有益だが、それは、牛乳が比較的低い割合で炭水化物とたんぱく質を含んでいる一方で、大量の有機塩類を含んでいるからだ。

「なぜなら、牛乳は、乾燥したものか低温殺菌したものか生かにかかわらず、人間が摂取するための完壁な力の組み合わせに近いものだからだ。」1703-2

「あらゆる形態の牛乳及び乳製品を食事の一部にすべきだ。」480-42

「−全般的な体力は、ビーフ・ジュース、卵、乳飲料、それに吸収しやすい食物で増進するのが良い。」265-9

「多くの人々がいとも簡単に、牛乳の効用を強調し過ぎている。なぜなら、牛乳よりもずっと健康的なものがたくさんあるからだ。結核菌のいない牛乳はほとんどない。助けになるどころかさらに大量の炎症をひき起こす作用のない牛乳はほとんどない放射線処理をしたり一且乾燥させたりした牛乳を用いる場合は別だが。これらのほうがほとんどの人にとって、生の牛乳よりもずーっと健康に良い。480-22

牛乳は、プルーン、ナツメヤシ、レーズン等の甘めでアルカリ性の果物や乾燥果実ならどんなものとでも、そしてもちろん、野菜サラダと一緒にとってもよい。ただし野菜サラダの場合、牛乳と一緒にとるなら、レモン・ジュース等はとってはならない。

酸性及び弱酸性の果物はすべて、牛乳を含む食事とは完全に別個に時間をあけてとるべきだ。

「オレンジ・ジュースと牛乳は有用だが、この二つは朝と晩に分けて別個にとるべきだ。一緒にとってはならない。」274-9

牛乳を薄めずに飲むと合わない人には、バターミルクはすぐれた食品だ。多くの場合、薄めないバターミルクを用いた食事を一定期間続けるとたいへん有益だ。

「問−−バターミルクは良いでしょうか?」

「答−‐それはその製法次第だ。普通のものならガスを生じる傾向がある。しかし、ほどほどにとるなら良い。とり過ぎてはならない。」404-6

「食事は、体内で最もよく吸収できるものでなけれぱならず、必要に応じて頻繁に変えるべきである。体が吸収するだけの量のバターミルクは常に体に良い。」67-1

ヨーグルト

「また、私たちなら、結腸や腸管全体の積極的な洗浄剤としてョーグルトも食事に加えるだろう。これは、消化管の浄化だけでなく、体がより正常に機能するのに必要な生命力を増す意味でも、たいへん有益だ。」1542-1

「ョーグルトは、体中を通って吸収を行ない排泄を助ける。これは凝乳をつくることによってできるものだ。そこで凝乳として牛乳の中に入れ体のためにほんの少量をすすりなさい。」1045-8

「夜、食事の大半を葉状の野菜にするが、多すぎてはならない。タ食にはョーグルトを用いなさい。これは、消化管の洗浄剤の役割を果たし、発酵と毒素の排出のバランスをより良くしてくれる。」

蜂蜜と牛乳

「蜂蜜と牛乳は、所謂寝酒として取るべきだ。小匙山盛り一杯の蜂蜜をグラス一杯分の熱した牛乳に入れて溶かす。これを就寝の約20〜30分前に飲むとたいへん有益である。1539-1

「毒素と、神経系上の緊張を除去すると、自然に安眠が促進される。」「これらを始める際に、不眠の傾向がある場合は、グラスー杯の熱い牛乳に小さじ1杯の純粋蜂蜜をまぜ入れて飲みなさい。」2050-1

甘味

蜂蜜はたいへん有用な食品で、天然の緩下剤でもある。蜂蜜が純粋に植物性のものではなく、蜂の体を通じてその生命要素をもらっていて、それが蜂蜜を食べる人に伝えられるということは、一般に知られていない。蜂蜜は、手に入れられる最良の形態の糖分の一つだ。白砂糖は、精白プロセスによって無機的になっているので、健康にとって有害だ。黒砂糖、無精白のグラニュー糖、あるいはてんさい糖を使うべきだ。

「問−−この体はどんな甘味ならとってもよいですか?」

「答−−蜂蜜、それも特に峰の巣に入ったもの、または、かんしょ糖よりもてんさい糖でつくった保存食品。これらのうちのどれであっても大量にとり過ぎてはならないのは言うまでもないが、甘いものに含まれる力が体をつくるもの(成分)として必要でもあるのだ。なぜならこれらは、消化活動において(こう呼んで良いなら)適正な発酵を助けながら体をつくるからだ。それゆえ、週に二三回、パンその他の栄養価のある食品に蜂蜜を添えて食べれぱ、全身に必要なものが得られるだろう。」808-3

「問−−体にとって一番良い糖分とは?」

「答−‐てんさい糖は誰にとっても良く、また、精白していないかんしょ糖も良い。」

「体に甘味を過剰に与えないこと−‐ただ、体にとって充分なアルコールを形成する甘味はとらねぱならない、これはつまり、甘いもの全体というよりも、特定の甘味のことだ。コーンスターチの入っていないプレーンなチョコレートはとるべきだ‐−また、かんしょ糖が過度に入っているものもいけない。ブドウ糖、またはてんさい糖、あるいはそういう性質の甘味はとってもよい。」

サッカリン

「サッカリンはとってもよい。黒砂糖は有害ではない。もっと良いのは、てんさい糖だ。」

「一問−‐この体はどれくらいの甘味をとってよいのですか?」

「答−−サッカリンがベースになった甘味なら、体に必要なだけをとりなさい。体が欲求として甘味を求める時期があるが、かんしょ糖からとったものでない甘昧を与えること。」

でんぶんと甘味

でんぶんと肉

豚肉

ベーコン

鳥肉

ビーフ・ジュース

牛肉

アーモンド

アーテイチョーク

ニンジン

西洋ニンジン(たぶん米国ですので朝鮮人参の米国の野性種)

ジヤガイモの皮

蜂蜜、卵、レモン

ゼラチン

食事

「食事は-肉よりも-野菜及び果物の塩類を多量に含んだものでなければならない。いついかなるときでも揚げ物は一切取ってはならない。野菜はそれ自体の煮だし汁で調理すれば野菜からでる水分が野菜自体と混ざり合って、体がその恩恵を得られる。この中に肉やその種のものは一切入れてはならない。食欲を満たしたり体の好みに合うよう、少量のバターと充分な塩またはこしょうだけを用いて調味しなさい。」1659-1

「問−‐食物が私の体に対してどのように反応するか説明してください。」

「答それは今言ったとおりだ!有形の食物を要する作用だ(肉のように)適正な発酵を起こすための酸が必要な食品もあれぱ、葉状のものの大半がそうであるように、乳び管のゆっくりとした反応の組み合わせがさらに必要だったり、酸とアルカリの組み合わせが大量に必要な食品もある。そこで、消化のためにアルカリ性食物を大量にとったのに体内に酸がある場合には異常な発酵が生じる。酸性食物をとっても体が酸を生じさせなかったり、人工的なやり方で体に酸がとり込まれない場合は、これらの食物は障害を引き起こすことになる、よいかな?次に、今日は良いものを明日は悪いかも知れないものを食べて実験し、これらの組み合わせがいかに心を配らねぱならないことかを理解しなさい。なぜなら、ある人にとって毒でも他の人にとっては良薬であるかもしれないからだ。これは全 ての生体に言えることだ。そしてバランスに気を付け正しく保たないと障害が生じる。」1259-2

「問−食事で強調されるべきものと避けるべきものを教えてください。」

[答‐−でんぶんの組み合わせをとり過ぎてはならない。ジャガイモ、肉、精白小麦粉のパン、マカロニまたはマカロニとチーズを一度の食事で組み合わせてはならない。これらのうちの二つを一度の食事でとるのはいけないが、別々の食事でとるのは構わない。生肉や、充分に火の通っていない肉は避けなさい。豚肉は決してとり過ぎてはならない。野菜をたくさんとりなさい。特に、毎日一食は生野菜を含んだものにしなさい。

ただし、組み合わせの規則を守らなけれぱならない。玉ねぎとラディッシュをセロリとレタスと一緒に同じ食事でとってはならないが、この二つの組み合わせのいずれかを別々にとるのは構わない。」2732-1

「食事の問題については、私たちには体をつくる食品が必要だが、それは酸よりもアルカリを生じさせる傾向のあるものでなけれぱならない。なぜなら、体内の乱れた状態には血流全体に酸を生じさせるという自然の傾向があるからだ。したがってより大量の酵素より大量のホルモンを血液供給のために作り出してくれるものを大量に消費して体を生き返らせる必要がある。ただし、ビタミンの力のバランスがとれていない場合は、その種の食品で体に過度の負担をかけてはならない。」

「いずれわかるように、胃にもたれる食事や揚げ物は一切だめで、大量のでんぶんをとったり大量のでんぷんと甘いものを同時にとる組み合わせもだめだ。肉類としては、魚、鳥、ラムが望ましい。」1302-1

実際的な例として、リーディング3823-3は、エドガー・ケイシー派健康の信奉者が従うべき毎日の食養生活を簡単に説明している。

「朝これだけをとれというわけでなく、概略を示しただけだが)−−かんきつ類のジュース。オレンジジュースの場合はライムかレモンの絞り汁を加えることオレンジ4に対しライムかレモン1の割合。パイナッブルやグレープフルーッ等の他のかんきつ類の場合は、新鮮な果物をそのまま食べてもよい。小量の塩を加えるのがのぞましい。」

「焦げ目がつく程度にトーストした全粒小麦粉のパンにバターを塗ったもの。とろ火で煮た卵、ただし黄身だけ。ほしけれぱひどくカリカリに焼いたベーコンの小片1枚。これらのどれでも、あるいは全部を、とってもよい。」

「だが、シリアルをとる場合は、同じ食事でかんきつ類をとってはならない−−。この種の組み合わせは、私たちが体内に起こさないように努力しているまさにその状態をつくり出すからだ!」

「シリアルをとる場合は、クラックト・ウィート(ひき割り小麦)か全粒小麦、または大麦と小麦の組み合わせにしなさい−‐あるいは好みによっては、パフド・ウィート(ふくらませた小麦)やパフドライス(ふくらませた米)やパフド・コーン(ふくらませたとうもろこし)これらのどれをとってもよい。またこれらは、特定の種類の新鮮な果物と一緒にとってもよい。あらゆる種類のベリーや、好みによってはイチゴでもよいし(正しくとれば吹き出物ができることは一切ない!)桃でもよい。使用する糖分はサッカリンか蜂蜜でなけれぱならない。好みで穀物ドリンクを飲んでもよい。」

「正午−‐新鮮な生野菜のみ。すべてを組み合わせてもよいが、おろしなさい−‐正しい咀しやくが伴わないことが多い組み合わせで食べてはならない。一口分をほおばるたびに、たとえそれが水分でも、すくなとも4〜20回は噛むべきだ。水でもパンでも、人参、玉わぎ、キャペツ、何てあってもだ一唾液腺から生じる胃の力の流れと充分に混じり合えるように、それぞれをかみなさい。そうすれぱ、体調の改善に役立つのがわかるだろう。」

「タ方−それ自体の煮出し汁で煮た野菜で、他のものが組み合わされていないもの‐−

その体が望むならそれぞれを別価に調理し、後で一緒に組み合わせる、よいかな?あらゆる種類の葉状の野菜や根菜類を含めてよいが、それ自体の煮出し汁で調理すること一その体が望むなら、肉をとってもよく、あるいは、他の野菜の組み合わせ、または特定の種類の豆類や穀類の組み合わせによって生じるたん ぱく質を加えてもよい。」3823-3

「朝‐−かんきつ類、シリアル、または果物、しかし柑橘類とシリナアルを滅ぜてはならない。

ただし煮た果物はとってもよい。あるいは、かんきつ類と、少し後でライスケーキかそぱ粉またはグラハム粉のパンケーキに、蜂の巣に入ったままの蜂蜜を塗り、できれぱ生の保証乳を飲みながらだが。」

「正午−‐肉のジュースよりも野菜ジュース、それとサラダ等にした生野菜を一緒に。」

[タ方−−ニンジン、ごぼう、赤キャベツ、山イモ、ジャガイモ等の野菜これらを種類は少なめにして皮つきのほうが良い。仕上げまたはデザートとしては、ブラマンジェ(牛乳かん)またはゼリーに桃、杏、新鮮なパイナップル等の果物を添えて。これらと共に体力をつけるために時折肉類をとれぱ充分にバラン スのよい食事になる。」

「時折週に一、二回血液をつくる次のようなものを加える。豚の膝関節の肉、牛の胃、子牛の肝臓、脳等。」275-24

この食事療法学についての論文はいかなる意味でも完全ではないが、ここには充分な内容が呈示されているので、このとてつもなく大きなテーマについての全般的な見解が得られるだろう。