自然療法のクシロ薬局

ヒマシ油の仕方

用意するもの

1.ヒマシ油(ひまし油)(エシュルン1冷間圧搾、冷間行程ヒマシ油を使ってください。)
米国のAREクリニックではコールドプレスを指定して、AREの推薦するヒマシ油はコールドプレスにコールドプロセッシングでこの指定の油の性能を上回るあるため、AREはこの製品を公認しています。
効果がいいのは低温圧搾低温工程のヒマシ油です。(瞑想が得意な方は特に品質の良さが解る)
(内なるドクターの著者グラディス、マックギャレーのなかにもこの油低温圧搾のヒマシ油が書かれているし、パガノ師の本にも書かれている)。別にガラスの遮光ビンには入れる必要はない。十分安全性が証明され、エシュルン1冷間圧搾、冷間行程ヒマシ油、ARE推薦のものがある。)
お湯を利用したアメリカン氷嚢を利用する異方法と、温熱ヒーター(なくてもよい)を使用する方法がある。
または使いすてカイロの貼るぶん(カイロを使ってもよいが、重しを使ってください。)再使用の可能な電子レンジで使用できる湯たんぽやアメリカン氷嚢が経済的で温度も十分あり使いやすい。
2.フランネルの布(簡単ヒマシ油パックシート)
フランネルの布はキルティングを包んだ高圧ポリエチレンで覆ったものが一番効果と使い勝手が良い(体の合うサイズに切っている)(リント布〈商品名〉薬局で手に入る)ウールのフランネルの生地(使い古したマフラーや靴下でもよい)
これを適当に身体のサイズに切る。もったいなかったら3重におって患部に(肝臓や回盲部に当たるように)使用して下さい。
ウールがチカチカしておかしくなる人は無漂泊のコットンフランネルもある。
ゴミ袋などで少し厚手の透明の分が使いやすいが、福田氏等が言っているクレラップ(台所で使用していて耐油・耐熱性のもの)でもよい。
私はこのクレラップは使用しにくく、油が漏れやすい。
このクレラップのかわりに使い捨ての紙おむつの切れる分でも使用可、従来の方法で便利な物はヒマシ油パックホルダーです。
3.薄い重曹(2%NBローション)
薄い重曹(食品店、薬局で手に入るもの)これを溶かし作ったものでヒマシ油を拭き取るときに便利です。
4.オリーブ油(低温圧搾、低温工程オリーブオイル)
エドガー・ケイシーが言ったのは正しいオリーブ油。
ほんとうにいいのはコールドプレス、コールドプロセッシングでオールナチュラルです。
5.オイルマッサージ用オイル(オリピーマッサージオイル)
ヒマシ油パックをしない4日間に全身オイルマッサージをする。
ヒマシ油(ひまし油)パック終了時には冷たくした水をコップ1杯飲むこと。

ヒマシ油パックのフランネルは米国では基本的に脱色していないウールを使用します。
それでもだめな場合(ちくちくする場合)に脱色していないフランネルを使用します。
日本の場合最初から意図的に綿のフランネル(脱色した分)医療用でない分が紹介され使用されてきました。
ご使用のフランネルは医療法かどうかの確認また蛍光剤の使用がないかどうかの確認もしてみましょう。これがかぶれを出す場合があります。
またフランネル製造時必ずでんぷんを使用し作るためカビの発生はよくあることです。高温で保管している場合(冷蔵庫に入れない場合にも多く発生します)。
AREクリニックではパックの使用時にまたヒマシ油使用時にまず体をきれいに洗浄し、かつヒマシ油パックを置く面には弱い重曹水で洗浄したてから使用してください。

*ヒマシ油パックをする前に

特に体の中の毒素、が多い方は特に体の洗浄を使用前に確実にしてください。
またフランネルは使用前に絶対にパックを清潔にしなければならない場合は、1Lの水への120gの重曹を使用して、重曹と湯にフランネルをつけ。少なくとも20分間パックを浸した後に、それを徹底的に絞り出して、それが乾燥してから使用されるといいです。このように使用されるとフランネルは長持ちします。
毎回洗浄してもいいのですよ。
ただカビが出る場合は体にカビの毒素が再吸収され体に不調を起こす原因となります。
至急新しい分(生成りのフランネルか、生成りのキルティングかまたは医療用の綿のリント布を利用してください。
非常に簡単なヒマシ油パックスターターセット
それを利用するとヒマシ油の使用量が約1/10以下になりヒマシ油ももれないしヒートパットも使用はいらなくなります。
またヒマシ油の漏れによる下着や寝具の付着はありません。
これは米国の自然療法家フィルトーマスが考えたものです。
ご参考に

ヒマシ油(ひまし油)のパックの注意点

温かくて気持がよいいので10分もすると多くの方々は眠ってしまいます。(私もAREでしてもらった時に寝てしまった)
その間は、神と一体になり神と同じ波動を持ち同じ方向を向いて下さい(精霊のバブテスマを受けたクリスチャンのみ神との一体感が起こる)。
神の温かい手が、自分の右脇腹(お腹全体)に当てられて、悪いものが身体から落ちてゆき、頭の中にろうそくの灯火をともし明るくしてください。
悪い考えをすてて下さい。(自分が良くなったイメージでもよい)
その実感が身体を病気から救います。(神に導かれる感じを持つことのできないかたは、冥想をして下さい。暗くして冥想をするのにいい曲をながされるのもいいほうほうです。AREではそうしている。)

パック(湿布)をしない方がよいとき(註改定)

ヒマシ油は原則としていつしてもよいですが、女性の生理時はやらないでください。
生理中にヒマシ油パックをしますと、生理不順になることがあります。
(生理の出血をとめる働きがあります。)
と福田氏が本にも書かれていたが多くの人にしていただくと余り関係ないことが解り生理時でもかまわないことが解りました。
生理不順、子宮筋腫などの不正出血もよくおさまります。
妊娠中にヒマシ油(ひまし油)のパックをしますと、文字どおり玉のような赤ちやんが生まれます(マックギャレー医師が報告:ただし妊娠中は必ず医師に相談ください。
アメリカでも日本でも同じ報告が寄せられています。(マックギャレー医師がいっています)
卵巣嚢腫、卵管嚢腫も切除前に2ヵ月間毎日した人は見事にとれているといってことも報告されている。
特にアレルギーアトピー、筋無力症、胆石、結石、てんかんなども効果も報告されている。
そのとき正しいオリーブ油もきちんと飲んでください。(標準は大さじ1杯ぐらい)
それで太る心配もありません。(リンゴダイエットをしたい方は、ヒマシ油のパックを3日間終わったあとの翌日から始めてください)

時間と継続する日数

基本は、1日の一定の時間に1時間から1時間半、3日続けたら4日間は休みます。
症状のひどい人は1日中つけていてもいい。
健康維持のために定期的にする場合はこの配分でしてください。
眠ってしまって時間が超過しても可
用事ができて途中でやめてもいいです。
その日の分をやったことにして計算しても、翌日からまた3日間続けても、どちらでも自由です。
昼間が忙しくて夜中しかできない方は、一晩中タイマーをセットしてやってもけっこうです。
よく眠れて、汗が大量に出る場合がありますから、腕・脚・尻・背中などがあせもにならないように注意してください。
人によりかぶれる方も有りますのでそのような時は使用を止めて私、または医師に相談下さい。
急性で、症状の重い人の場合は、ヒマシ油をやる日を多くして4日やって3日休み、5日やって2日休み、6日やって2日休みなどというように、一定のリズムで繰り返してください。
症状が軽くなったら、1週間から4週間の休みを入れます。 慢性の症状の方は、4週間続けたら、4週間の休みをとるようにします。
ほんとうに、うす皮をはがすように丈夫になります。 健康維持の場合は、季節ごとに2〜4週間やってください。
体が不調な方は毎日してもOK2週間ほどしてから、1週間に3日して4日休む、それから2週間ほどして1週間に1回ほどに減らしてください。

あてる場所

右側腹脇です。(おなか全体でも良いAREではそうしている。)
(腹部の調子が悪い時はお腹全体を温めて下さい。)
頭痛、手足の関節の痛み、胃炎の場合でも右側にやるのが原則です。
もちろん、乳の出の悪いお母さんは乳房に、腎臓の具合の悪いことがはっきりしている人は腎臓に、足に打撲や捻挫をした人はその患部にやってください。
ただしその場合でも、別の時間帯に右側腹部のパックもやってください。
右(栄養を司る)と左の血管系リンパ系が異なるため。

AREではお腹全面に温める方法をとっています。
ここで使用されているヒマシ油(ひまし油)は冷間圧搾製法冷間工程製法ヒマシ油(ひまし油)Castor oilと無脱色ウールフランネルを使用しています。もちろん、ひまし油の使用量の少ない新しいひまし油パックは快適です。
パックをするときは、お部屋を暗くし、静かな音楽を流し冥想をしながらするのが一番いい。

ヒマシ油(ひまし油)パックホルダーの使い方

ヒマシ油(ひまし油)をたっぷりしみ込ませたウールや綿のフランネルにヒマシ油(ひまし油)パックを準備してください。(より詳細な記述はヒマシ油パックを見て下さい。) プラスチック面側の上へ縁取りで入れ物がフラットになるように置いて、そして、汚れるのが嫌な方は、フランネルのしたにサランラップなどプラスチックフイルムをの下に置いて、フランネルを内側垂れぶたの真中に置いてください。
ヒマシ油(ひまし油)を浸し装着したホルダーをお腹のまん中に置き、加熱パッドをホルダーのポケットにいれてください。
調節可能なマジックテープホルダーを後ろに回し前でしっかりしっかり締めて下さい。
加熱パッドはあなたの体がなるべく高く温め必要なだけして下さい。(ヒ−トパッドは低温やけどの危険性が有るため希望する温度にならない場合も有ります)
後方に横たわって、そして深くリラックスしてください。もしあなたが眠ったのが分ったら加熱パッドを止めるか、袋から取り除いてください。
このホルダーの洗浄は、穏やかな石けんと水を使って手洗いのみでして下さい。プラスチックはできるだけ重曹を解かした水できれいにして下さい。

オリープ油の飲み方

3日目の晩、寝る前に飲む正しいオリーブ油は、必ず正しい作り方の食用(なかなか日本で発売されているものは正しいものがない)のものを飲んでください。
薬局法の外用のオリーブ油(規格としては正しいがエドガー・ケイシーの言う正しいオリーブ油ではない)
実際には3日目の晩だけに限らずいつ飲んでもよい。(医師に油脂の制限を受けた人や油脂がとれない病気(肝炎や膵炎)はなるべく少なく服用して下さい。)
ただし、3日目の晩、寝る前には必ず飲みます。
夜中にヒマシ油パックをする人も、3日目のヒマシ油パックをする前、就寝時に必ず飲んでください。
以前、テレビとラジオで、地中海沿岸の子供たちは、おなかが痛くなったり頭が痛くなると、お母さんからコッブ半分のオリーブ油を飲ましてもらって治しているという話を知りました。
それだけで飲んでも、お湯で流し込んでもよいのです。
オリーブ油には粘膜を活性化させる作用があります。
私たちの唇から肛門までは、その粘膜でできています。
ですからその経路につまっている老廃物を排せつしてしまう働きがあります。
消化器から排せつの悪い方や腸の老廃物がつまって、その反射で頭痛や関節痛や皮膚病で困っている方には、ヒマシ油のパックをやるやらないに関係なく寝る前にオリーブ油を飲むことをすすめています。
オリーブ油は正しく作られた製品であれば国産品(小豆島の分が出回っているがほとんど輸入品で有るときいたことがある)と輸入品の差はありません。
なおオリーブ油は日本に輸入されているものはこの正しい作り方をした物はほとんどありません。
なおオリーブ油は日本に輸入されているものはこの正しい作り方をした物はほとんどありません。
何事も無理をしてはいけません。
大さじ1杯から3杯位で十分です。
そういう方々は大さじ1杯のオリーブ油で十分です。

ここで参考に

以前より便秘に有効とされてきたオリーブオイル30mLの朝食時摂取を試みた臨床試験があります。
このオリーブオイルの成分は脂肪がほぽ100%で、オリーブオイル100g中94gは脂肪酸でその内75%がオレイン酸であり,コレステロールは0gといわれている。 このオリーブオイルの腸管に対する有用性については,1975年にWynderらがオリーブオイルを主体とした地中海式ダイエットが大腸癌の発生の抑制につながる可能性を指摘した.
オリーブオイルを短時間で比較的多量に摂取すると、2〜4時間後に排便促進作用が起こることが示されている.(小腸刺激性下剤)
また、動物の空腸を用いた灌流実験でヒマシ油の主成分であるリチノール酸とオレイン酸を比較したところ、短時間ではオレイン酸の方が腸管内に吸収されにくく、また腸管外に分泌されにくいことが指摘されておりこのことから考えると短時間でオリーブオイル比較的多量に摂取すると、オレイン酸が腸管内に多量に残り腸管内容物と混合し便が柔らかくなり、排便の促進につながるのではないかと考えられた。
といわれています。
肝臓・胆のうの不調な方にも、ヒマシ油パックは役に立ちます。
ヒマシ油は特に人体の調和の波動と共振する波動の型を持ち、熱の波動によってさらに活性化されるのです。
それを右側腹部につけますと、小腸の絨毛の働きを活発にして、消化された食物から、各栄養索の吸収をうながします。
数ある人体の組織の中でも、小腸の絨毛は栄養分を実際に体内にとり入れる最も重要な組織です。
そして小腸の絨毛のおとろえが、肉体全部の老化と密接に関係しているのです。
また回盲部のパイエル板のM細胞の炎症をとり回盲部の閉鎖不全をとり大腸から小腸への老廃物の逆流を防ぎ、小腸から大腸への脂肪分の移行が防ぐようになる。
絨毛から吸収されたリンパ液は、中心乳び管、リンパ本管を経て血液と合流して全身を廻り、体液として各細胞に栄養を与え、老廃物の排せつに力を貸しているのです。
要するに、ヒマシ油パックは、私たちの全身を廻っている体液を活性化してしまうのです。
これが1つ目です。
2つ目の理由として、小腸は胃の次から十二指腸、空腸、回腸と三つの部分に分けられますが、回腸には集合リンパ小節と呼ばれる部分があります。
別名をスイスの解剖学者の名前をとってパイエル板と呼んでいます。(パイエル板は東京大学で臓器移植の臓器排他システムに深く関与しているのが確認された2003.1.13読売新聞)

下パイエル板(ラット)の写真

パイエル板の食物との関係の図

集合リンパ小節は特殊なリンパ球を造り、給しているのです。
ヒマシ油のパックは、このパイエル板(リンパ小節)を活性化させて、私たちが健康に生活する上でも最も大切な、この二つの神経の平衡に貢献しているのです。(パイエル板の説明)
そのことはまた、神経を通して肉体と魂とのバランスをとっていることになり、ヒマシ油のパックがなんと、落ち着きのない子供を静かにさせたり、自律神経の不安定な状態の改善にも効果があるという数多くの報告をいただく結果にもつながってきます。(私のこのども、この効果を確認しております)
3つ目の理由はメンタルな面です。
現在こうして肉体が存在し、肉体で知覚している外側の物質世界も、肉体が知覚することができない意識の内奥の世界も、寸分のスキもなく、生命そのもので、ある協調の力で満ち満ちています。
ところが、私たち人間は、個人の自由な意志で、協調のエネルギーとしての生命に反対する想いを持つこともできます。
すると、その想いの結果は、地上の環境や肉体に、いかにも具体的に現出するのです。
私たちの想いの影響は、まず心の身体であるメンタル体に現れます。メンタル体は目はみえないのですが、肉体に重なるようにあります。
身の周りの人々を含めて、生命に対する憎しみや恨みや悪意や非難は肉隊の盲腸の場所にあたるのです。
この部分にひしめき、肉体に悪い影響を与えている悪意からきた波動を、ヒマシ油(ひまし油)の持つ調和の波動か中和してくれるのです。
冥想を基に神との対話を楽しんで下さい。
解らなければ夢を参考にされるのも良い。
時には、皮膚に炎症がでたとか、(この時はほとんど酸とアルカリのバランスが崩れている時です)、他人が使ったヒマシ油(ひまし油)のフランネルを使ったために湿疹になったという報告の他は、生理の変動、体温の変動、排便の異常(通じがよくなる)などがありました。
それぞれの変化も、最終的には良い反応でした。
変動が激しい場合は一時中止し再びヒマシ油のパックをしてください。